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食物繊維の重要性


食物繊維とは、「第六の栄養素」として重要視され不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類に分けられます。


不溶性食物繊維

〇特性

①保湿性が高く胃や腸で水分を吸収し、腸を刺激し蠕動運動を活発にし、便通を促進します。

②繊維状でよく噛んで食べるため食べ過ぎ防止に繋がります。

③発酵性があり腸内の善玉菌であるビフィズス菌などが増え、整腸効果があります。


不溶性食物繊維を多く含む食品

穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻などに多く含まれます。



水溶性食物繊維

〇特性

①粘着性があり腸内をゆっくり移動するのでお腹が空きにくく、食べ過ぎを防ぎます。

糖質の吸収をゆるやかにして、血糖値の上昇を穏やかにする効果もあります。

②吸着性があり胆汁酸やコレステロールを体外に排出する効果があります。

③発酵性があり腸内の善玉菌であるビフィズス菌などが増え、整腸効果があります。

(水溶性食物繊維の方が発酵性がある)


水溶性食物繊維を多く含む食品

昆布、わかめ、果物、里いも、大麦、オーツ麦などに多く含まれています。


食物繊維の摂取目安

食物繊維の目標量は、18~64歳では1日あたり男性21g以上、女性18g以上とされています。


◎近年特に、食生活の欧米化で肉や乳製品の摂取が増え、米の摂取量が減ったことと大麦などの雑穀を食べなくなったことがあります。

現代人は意識改善して、食物繊維を意識した食生活を行っていきたいですね。


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