
三大栄養素とは、食品に含まれる3つの栄養素、炭水化物、脂質、たんぱく質のことを言います。
ダイエットを行う上で押さえておきたい知識ですね!
炭水化物とは?

炭水化物は1g4calになります。
炭水化物を構成している成分は糖質です。炭水化物は、人間の脳や身体を動かすためのエネルギー源です。炭水化物を構成している糖質は、人間の体内に取り入れられると、消化され分解されます。そのあと、糖質はブドウ糖に変化します。ブドウ糖は、腸で吸収されます。そのあと肝臓に送られ、血液にのって全身に送られます。
炭水化物が不足した場合に起こる現象は、疲労感や集中力の低下、不眠やイライラ、不安に感じる、といった現象です。三大栄養素である炭水化物は、身体に欠かせない、栄養素です。
脂質とは?

体内でエネルギー源になる以外の重要な役割があります。三大栄養素である脂質は、ホルモンの原料になる働きがあります。他にも、細胞膜を構成すつための成分になります。
脂質は、三大栄養素の中で、エネルギーを1番高く得ることができます。脂質のカロリーは、1g9calになります。
脂質が足りないと、成長が遅くなったり、皮膚がカサついたり、血管がもろくなってしまったり、脂質性ビタミンの吸収率も低下し、身体のあらゆる問題になります。
過剰摂取は肥満の原因ですが、取らなさすぎも注意していきたいですね。
タンパク質とは?

タンパク質によって筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬を行い、そしてタンパク質は微量ではありますが、エネルギーが消費される際に、アミノ酸としてその一部にもなります
タンパク質のカロリーは1g4calになります。
すべてのタンパク質は20種類のアミノ酸の様々な配列によって構成されています。
20種類のアミノ酸のうち、9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で合成することができないため、食事から摂取する必要があります。残り11種類は体内で作り出すことができます。
アミノ酸の種類によって体へのはたらきは様々で、全てのアミノ酸が体内で大切な役割を担っています。
ダイエットのために食事制限をしていると、必要なエネルギー量が入ってこないため、身体はなんとかエネルギーを作りだそうとします。その際に、体脂肪や筋肉を分解してエネルギーをつくります。筋肉が分解されるため筋肉が減ってしまう可能性があります。
筋肉は常に合成と分解を繰り返しています。いかに合成時にタンパク質を主体とした、バランスのよい食事を取り入れられるかがポイントになります。
ダイエットを行う場合、三大栄養素の役割を知った上でバランスよく栄養素を摂取していく必要があります。
次回はダイエットの際に必要な三大栄養素のバランスを知りダイエットマスターに近づきましょう!
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